鍼灸が初めての方へ
鍼灸が初めての方ヘ
何か身心に不調を感じたときに、「まずは鍼灸を受けてみよう」となることはあまりないと思います。
実際、調査においても日本での鍼灸の生涯受療率は20~30%との事ですので、70~80%の方は鍼灸を受けたことがない、ということになります。
となると、いざ「鍼灸を受けてみようか」となったときにも、皆さんの周りに鍼灸を受けたことがある方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
テレビで見たりはするけれど、実際にはどんなものなのか?不安と心配ばかりだと思います。
リーフ鍼灸院では、鍼灸を初めて受けてみようかとお考えの方に対し、不安な気持ちが少しでも和らぐように、鍼灸全般についてのご説明をいたします。
何かのお役に立てたら幸いです。
しんきゅう?はりきゅう?
鍼灸(しんきゅう・はりきゅう)どちらの読みも正しいです。
鍼師(はりし)と灸師(きゅうし)はそれぞれ別個の免許となっております。
鍼灸は古くから伝わる、人の体に鍼や灸を使って体に対し良い変化をもたらす技術です。
日本においては鍼灸師と医師のみ、業として行うことが認められています。
鍼灸は何に効くの?
鍼灸は様々な症状に対応しますが、当院が得意とする分野として具体的に挙げると
- 腰痛・首が痛い
- 五十肩で腕が挙がらない
- 足がしびれる
- 立ったり歩いたりするとき足の裏が痛い
- ばね指で動かせない・動かすと痛い
などでお悩みの方にご来院頂いております。
他にも対応している症状はございますので、お気軽にご相談ください。
鍼を刺すとか、絶対痛そう
正直申しますと、全く痛くないとは言えません。
痛いときもあります。でも「鍼を刺される」という言葉からイメージされるほどの痛み
ではないと思います。
理由はいくつかあります。
1. 細い
鍼はおそらく皆さんの想像以上に細いです。
名札などで使う一般的な安全ピンの針の太さが0.5㎜~0.8㎜、対して当院で良く使用する鍼の太さは0.16㎜です。
「針」というより「線」の方がイメージとしては近いかもしれません。
そして、人の皮膚には痛みを感じ取るための「痛点」があります。場所によって密度は違いますが、その「痛点」がたくさん反応すれば痛みは強い。簡単に言ってしまえば、鍼は細いため反応する「痛点」が少なく、痛みも少ないということになります。
2. 鍼管を使う
鍼を刺す時には鍼管(しんかん)という管を使います。
この管が鍼を刺す時にガイドの役割をし、力がまっすぐ伝わり、素早く皮膚を通り抜けるため痛みを感じにくくなります。
3. 鍼先が工夫されている
刺入時の痛みを軽減させるため、鍼のメーカーさんは形を工夫し、なるべく痛みを少なくさせる形になっています。
など色々理由はありますが、実際に鍼を受けられた方の多くは
「思ったほど痛くない」と仰る方が多いです。
当院の施術
当院の施術は「整動鍼®」という技術に基づいて行っております。
『 整動鍼とは動きをツボで整えることで、運動器疾患のみならず、自律神経症状、アレルギー疾患、内臓疾患に至るまで幅広く対応できる鍼灸理論です。
(中略)
患者さんにとっては、瞬時に体の変化を感じとることができるため、とてもわかりやすい施術を体験できます。 』
一般社団法人整動協会ホームページより一部抜粋
整動鍼の特徴の1つに即効性があります。
整動鍼は筋肉の過緊張を緩めることで、身体がバランスを整えようとする反応を利用しています。そのため反応をその場で確認できます。
特徴としてもう1つ、少数鍼があります。
基本的に1か所鍼をしたらその反応を確認しますので、鍼をする数が少なくて済みます。刺激が強くなりすぎず、お身体にも負担が少ない方法であり、初めて鍼を受ける方にとってハードルが低めの施術法だと思っています。